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同源
「同源〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
同源の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
父の歴史を心得ている津田も笑い返した。よほど以前この叔父から惑病《わくびょう》は
同源《どうげん》だの疾患は罪悪だのと、さも偉そうに云い聞かされた事を憶《おも》い....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
。これは鹿爪《しかつめ》らしい六芸の礼楽|射御《しゃぎょ》の御とは別にしてしかも
同源の語で、腰を動かすてふ本義だ。所詮《しょせん》鶺鴒の絶えず尾を振るごとくせば....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ッカトリセと※を混じたようだが、本《もと》コッカトリセなる語はクロコジル(※)と
同源より生じ、後コク(雄鶏)と音近きより混じて、雄鶏の卵より生まるる怪物とされた....
「取返し物語」より 著者:岡本かの子
侍僧。 堅田の源右衛門 堅田ノ浦の漁師頭。六十二歳。多少武士の血をひいて居る。
同源兵衛 源右衛門の息子。二十三歳。 おさき 源右衛門妻。五十四歳。 おくみ....