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名寄
「名寄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名寄の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
いては、後の研究問題に楽しんでおくとして、取りあえず浅草の新券番に行って、芸妓の
名寄《なよ》せを取って見ると六百名ばかり居る。しかもこれは、震災前醜業窟を経営し....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
て見たら、月は生憎雲をかぶって、朦朧とした谷底を石狩川が唯|颯、颯と鳴って居る。
名寄
九月十九日。朝|神居古潭の停車場から乗車。金襴の袈裟、紫衣、旭川へ行く....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
し微行なんだから、特別にわしをお客さまあつかいしてもらっては困る。それからあの匿
名寄附者がわしであることは、今回救援に出発する少数の幹部にだけは打ちあけてくれて....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
、全く茹菜と同じである。昔は今日よりもよほどミルの用途がひろかったとみえて、越後
名寄巻十四|水松《みる》の条に「咬《カ》ム時ハムクムクスルナリ生ニテモ塩ニ漬ケテ....
「誘拐者」より 著者:山下利三郎
下 最後の訪問 新田家を辞した春日は、電車通りまでゆくと渡邊には役場へ戸籍と
名寄帳を写しに行くよう命じておいて、自分は市内でも一流の文房具や帳簿等を売る店を....
「平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
後では鶴ヶ岳と呼んでいて、上州方面では平岳と称するのであるまいかと想うて、『越後
名寄』、『新編会津風土記』、『日本地誌提要』、『大日本地名辞書』などを漁って見た....
「生不動」より 著者:橘外男
、大晦日を眼の前に控えた暮の二十五、六日から札幌を発って、有珠、登別、音威音府、
名寄と言った、いずれも深々と雪に埋もれて眠ったような町々ばかり、今にもまた降り出....
「金山揷話」より 著者:大鹿卓
答えた。 「ひと汽車遅らして、札幌で見送ってやるとよかったが、そうするとおれ達は
名寄かどこかで泊ることになってしまうのでね。ゆうべ土田が、代表して送るといってた....
「えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
ンペツ)は,もと「トゥスランペツ」(tusu-ram-pet (27) 天塩国の
名寄の部落に次のような踊歌があった. オッカヨ ネイケ 男の衆が リムセ コル....
「山の人生」より 著者:柳田国男
たというのみで、翻ってその家庭生活を検すれば、思いのほかなるものがあった。『越後
名寄』巻三十三その他の所伝によれば、酒顛童子はこの国西蒲原郡|砂子塚、または西川....