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名神
「名神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名神の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
した。 皇后は、 このお酒は、私がかもした酒ではない。 薬の神の少名彦
名神があなたのご運をお祝いして、 喜びさわいでつくってくだされたお酒だから、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《な》すてふ野仲《やちゅう》をノヅチと訳した。それからちょうど古ギリシアローマの
名神に、蛇妖となり下ったものあるように、野槌も草野の神から悪鬼、次に上述通りの異....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
浮流草は詳らかならぬが水流に浮かみ、特に馬が嗜み食う藻などであろう。ホンダワラ一
名神馬草、神功《じんぐう》皇后征韓の船中|秣《まぐさ》に事欠き、この海藻を採って....
「銅銭会事変」より 著者:国枝史郎
。 「おい貴様達、謝まってしまえ。詳しい話はそれからだ」易学の大家加藤左伝次、本
名神道徳次郎はピタリと畳へ端坐した。それから両手を膝の前へ突いた。 「いや、白旗....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
古伝と合っている。延喜式神祗巻では伊豆の三島神社、白浜の伊古奈比※命神社、ともに
名神社であり奈良朝時代から朝廷の封戸をうけたというから三宅島から三島へ移ったのは....
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
岐郡|手長比売神社、同国石田郡|天手長男神社・天手長比売神社があって、後の二社は
名神大社と仰がれ、その手長男神社は同国一の宮ともなっている。祭神は一宮記に、天思....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
神や宗像明神には、勅によって菩薩号を授け奉るとある。 常陸に現れた大己貴・少彦
名神が、『延喜式』に薬師菩薩とぞなりにける」とある。 これは天竺の話を書いたの....