后土[語句情報] » 后土

「后土〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

后土の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
金鳳釵記」より 著者:田中貢太郎
娘を結婚さした。 興哥はかの釵を売って鈔金二十錠を得、その金で揚州の城東にある后土廟へ往って、道士に頼んで三昼夜興娘の祭をした。 祭がすむと夢に興娘が出てき....
空家」より 著者:宮崎湖処子
ば》はきたり、佐太郎はいよいよ恐れ、壮年の後につきて群集の中を推して入れば、皇天后土、彼は今朝尋ねたりし阿園が縊《くび》れたる死骸《しがい》を見しなり、げに昨夜....
三国志」より 著者:吉川英治
し、天下億民の塗炭を救わん。――不肖袁紹、衆望に推されて、指揮の大任をうく。皇天后土、祖宗の明霊よ、仰ぎねがわくば、これを鑒せよ」 香を焚いて、祭壇に、拝天の....