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「吏道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

吏道の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
社会時評」より 著者:戸坂潤
を機会にして、正気に帰るということも、一つの手であるかも知れない。 二、官吏道 官吏の身分保障令が制定されてから、既成の上層官吏の異動が少なくなったのは....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
曾て唱えられた国民精神や農村精神作興、警察精神の高揚、国体観念の明徴、軍紀振粛や吏道振粛、非常時的認識の奨励、こうしたものは皆人心の改革に帰着するかのようだ。 ....
役人の頭」より 著者:末弘厳太郎
」であって、その本来の「個人」とは全く縁のないものになるのです。そうして従来の官吏道徳においては役人がかくのごとくになればなるほど、「公平無私」だとか、「忠誠恪....
三国志」より 著者:吉川英治
るなど、人心を険悪にすること一通りでありません。依って、人民の乞いをいれ、また、吏道を正す意味で、ひそかに関羽、張飛に命じ、両名を酒宴に招いて殺させました」 「....
三国志」より 著者:吉川英治
り知らない。 「一杯参らんか」 「酒どころではない、おれは家兄玄徳の命をうけて、吏道を正しに来たものだ。赴任以来、汝はほとんど官務を見ていないというじゃないか」....