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吏部
「吏部〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吏部の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛卿伝」より 著者:田中貢太郎
えに非常に重んじて、その一言半句も聞き流しにはしなかった。 趙の父親の一族で、
吏部尚書となった者があって、それが大都から一封の書を送ってきたが、それには江南で....
「続黄梁」より 著者:田中貢太郎
いに天子は心にゆとりのある方であったから、宮中に留め置いて発表しなかった。継いで
吏部戸部礼部兵部刑部工部の給事中、各道の監察御吏、及び九卿が、それぞれ曾の罪悪を....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
怠らずに経を呼んでいると、三年の後に腫物はおのずから癒えた。(同上〉 馬絆
吏部尚書の※氏の話に、かつて八蕃に在任の当時、官用で某所へ出向いた。 途中のあ....
「成仙」より 著者:田中貢太郎
下男が村役人につかまって、ひどく打たれております。」 といった。それは黄という
吏部の官にいる者の牛飼が、牛を曳いて周の家の田の中を通ったのがもとで、周の家の下....
「阿霞」より 著者:田中貢太郎
とその女との間に一人の子供が生れたが、後に郷試と礼部の試に及第した。 鄭は官が
吏部郎までいったが、間もなく没くなった。阿霞はその葬式を送って帰って来たが、その....