向い岸[語句情報] » 向い岸

「向い岸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

向い岸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
決闘」より 著者:神西清
横たわっている。丸太を組んだ危なっかしい橋がそこの流れに渡してあり、ちょうどその向い岸に、四本の低い杙を脚にした納屋がある。これは玉蜀黍を乾す小屋で、どうやらお....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ょう》二丁目の河岸っぷちに近いところへ出た。 見ると、大黒堂と堀ひとつへだてた向い岸。橋ひとつ渡ればすむところを、小半刻も大まわりをしてやって来たわけである。....