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向こうを張
「向こうを張〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
向こうを張の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
たところに失敗の原因がある。 当時私がそうした自惚れの心を起こし、森永や明治の
向こうを張って一つ資本金一千万円の大会社にしてやろうなどという野心を起こしていた....
「雑文的雑文」より 著者:伊丹万作
なかつたという報告がきている。トーキーはものをいう機械であるから、トオゴオさんの
向こうを張つて沈黙を守つたところで人がほめてはくれない。見物から金を取つてトーキ....
「芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
会田安明が藤田貞資と抗争して自ら最上流の一派を立て、盛んに論争を続け、関流の
向こうを張ったのは有名な話であるが、その事件の起こりは会田が藤田の門人で親交の間....
「初看板」より 著者:正岡容
看板で、このときに師匠は「仏国三人男」という新作の西洋人情噺を、三遊の圓朝さんの
向こうを張ってこしらえていましたが、そのなかに「本膳」と同じ呼吸のところがある。....
「享楽人」より 著者:和辻哲郎
「情事」の輝かしい記録である。伊豆の海岸。(そこで彼はゲエテの『イタリア紀行』の
向こうを張って、「日本」の海岸を描き出す。)江戸。京、大阪。長崎。(この三地方が....