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向こう横町
「向こう横町〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
つきましたものでしたから、ふと右門の気がついたところは、このごろ席を始めたという
向こう横町の碁会席でありました。 さいわいご番所は非番でしたので、まだちっと時....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
の近所か」 「近所も近所も裏通りの路地に一軒、向こうの横町に一軒、裏通りは五人、
向こう横町のほうは八人、お節句着物でも縫っているとみえてね、両方ともあかりをかん....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
事実としたら、いかさま春先にちと様子が変でしたから、時を移さず伝六を引き具して、
向こう横町なるふたりの配下のお小屋表へ駆けつけていってみると、なるほど、そこのあ....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
きょろきょろあたりを見まわし見まわし、女ともども月影を避けるようにして、小急ぎに
向こう横町へ出ていきましたので、疑惑はさらに数倍。 「気づかれぬよう、あとつけろ....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
》と見ながめていましたが、それさえ検分すればもうじゅうぶんというように、さっさと
向こう横町まで引きあげていくと、疾風迅雷《しっぷうじんらい》の命令一下――。 「....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ざりますまいが、まことにこの子たちほどかわいそうな者はござりませぬ。住まいはつい
向こう横町の裏店《うらだな》でござりまするが、働き盛りの父御《ててご》がこの春ぽ....