向顔[語句情報] » 向顔

「向顔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

向顔の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
キャラコさん」より 著者:久生十蘭
れを見てもなんの反応も示さなかったし、秋作氏のほうもチラリと見かえったきりで、一向顔色も動かさずにずんずん奥のテーブルのほうへ行ってしまった。二人ながらあまりさ....
食道楽」より 著者:村井弦斎
を物語れり。夫婦も世話|甲斐《がい》ありとて悦びしが不思議な事には大原がその後一向顔を見せず。小山は頻《しきり》に親友の身を案じ「中川君、僕が君の家へ往った翌日....