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君主国
「君主国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
君主国の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
名を明記し在《あ》らず。当時希臘国内は雅典《アテネ》市を除くのほか、数個の専制的
君主国が分立しおりしを以て、この事件の起りしもその中の一国なりと推測せらる。 ....
「道徳の観念」より 著者:戸坂潤
処に成立するというのである。――処がこの社会なるものは、ホッブズによると実は専制
君主国のことでしかない。つまり一人の支配者を選択して、他の人員は臣下として之に殆....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
人ハバノフ氏であった。 恐るべきユダヤ人の大陰謀ではないか。 ああわが東洋の
君主国日本には、誰一人、この大陰謀を知る者はないのであろうか。…… 変なペ....
「フランケンシュタイン」より 著者:シェリーメアリー・ウォルストンクラフト
の家でくらすことをお許しになったのです。私たちの国の共和的な制度は、近隣の大きな
君主国でおこなわれる制度よりも単純で幸福な慣習をつくりあげています。ですから、住....
「平民道」より 著者:新渡戸稲造
両者の関係近きがためであるけれども、近いがために危険視するのは取越苦労であって、
君主国と専制国と関係甚だ近い、それ故に
君主国を危険視するならばそれこそ危険の極で....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
命してこの不利を補わんとした事はなかなか興味ある事である。 ドイツ、ロシヤ等の
君主国に於ては政府の外に統帥府を設け、いわゆる統帥権の独立となっていた時が多かっ....