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君徳
「君徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
君徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
徳義に帰しこれを君主の恩恵となししかして怪しまず。かの帝政論派なるものは実にこの
君徳君恩を称賛してもって世道人心を誘起せんと試みたり。自由論派はこれに反してもっ....
「謀叛論(草稿)」より 著者:徳冨蘆花
連中には唯一人の帝王の師たる者もなく、誰一人面を冒して進言する忠臣もなく、あたら
君徳を輔佐して陛下を堯舜に致すべき千載一遇の大切なる機会を見す見す看過し、国家百....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
ないから、女はお酒をのんではいけません、酔うと泣きだして見苦しいものだ、と私と檀
君徳田君だけ飲んでいたので、後で分った時は手おくれ、人選の任を果さぬことになって....
「建国の事情と万世一系の思想」より 著者:津田左右吉
なった。これは記紀にすでにあらわれていることであるが、後になると、天皇みずからの
君徳の修養としてこのことが注意せられるようになった。その最も大せつなことは、君主....