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「君王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

君王の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「謀叛論（草稿）」より 著者:徳冨蘆花
の中で、面を正して陛下に向い、今後の日本は従来の日本と同じからず、すでに外国には君王を廃して共和政治を布きたる国も候、よくよく御注意遊ばさるべくと凜然として言上....
「源氏物語」より 著者:紫式部
たように思われて、御在世中のことが目の前に見える気がするのであったが、しかし尊い君王も過去の方になっておしまいになっては、最愛の御子の前へも姿をお出しになること....
「源氏物語」より 著者:紫式部
以外の未来にどんな望みを入道が持っているかは知らずにいたが、これで見れば初めから君王の母がその家から出る確信があったらしい。冤罪を蒙って漂泊してまわる運命を自分....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ことは別事である。編集者らを機嫌《きげん》取ったりうるさがらせたり、それら小さな君王らの前にときどき伺候したり、自分が存在してることや必要なときにはいつでも困ら....
「岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
用ヒヨ、君ガ為メ談笑シテ胡沙ヲ静メン」 などとウンと威張ったりした。 「試ミニ君王ノ玉馬鞭ヲ借リ、戎虜ヲ指揮シテ瓊筵ニ坐ス、南風一掃｜胡塵静ニ、西長安ニ入ッテ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、これは古い。 天子はその頃も象徴だった。じっさいの政治、権勢、栄位欲をみたす君王ノ座は、遠い源平時代以前から“院ノ御所”にいます上皇、或いは法皇の御手にあっ....