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吟味役
「吟味役〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吟味役の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
からは常式方送役人《じょうしきかたおくりやくにん》が二人、勘定所からは勝手方勘定
吟味役《かってがたかんじょうぎんみやく》が二人つきそって、常盤橋《ときわばし》ぎ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
台の上には『瑞陽』の死骸が横たえられ、それを左右から取りつめるようにしてふたりの
吟味役、藤波と顎十郎が床几にかける。吟味聞役の遠江守は南面、審判役の阿部伊勢守は....
「にらみ鯛 」より 著者:佐藤垢石
るがお口にすることのできない品さえ、一つや二つ混じったのであった。そこで、御膳方
吟味役は、主上におものを奉るに当たって魚類、野菜の新しいか、古いかを鑑定した上で....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
。 もう、黄昏れていて、役宅の部屋部屋は、退けていた。が、常に彼を補佐している
吟味役の市川義平太と、目安方の小林勘蔵のふたりだけは、越前の用部屋に、燭をそなえ....