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「吟遊詩人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

吟遊詩人の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ゼーロン」より 著者:牧野信一
の》の屋敷では桃の花が盛りであった頃に、お前に送られて都に登ったピエル・フォンの吟遊詩人《ジャグラア》だよ。」と顔と顔とを改めて突き合せながら唸《うな》ったが、....
食魔」より 著者:岡本かの子
ちろん贋ものであろうが、彼はこれを南北戦争時分にアメリカへ流浪した西班牙王属出の吟遊詩人が用いたものだといっていた。柱にラテン文字で詩は彫付けてあるにはあった。....
読書法」より 著者:戸坂潤
った点は文学と古来及び近来のジャーナリズムとの関係である。遠くはホーマーや中世の吟遊詩人、降って廿世紀のジャーナリストに至るまで、その文学的役割が割合一貫して問....
光と風と夢」より 著者:中島敦
しも欺さなかった」私の為に、訣別《けつべつ》の歌をうたった。彼は其の島で唯一人の吟遊詩人でもあったのだから。 ハワイのカラカウア王はどうしているか? 聡明で、....