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含漱
「含漱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
含漱の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思い出す事など」より 著者:夏目漱石
こう好くならなかった。医者から薬を貰ったり、東洋城の拵《こしら》えてくれた手製の
含漱《がんそう》を用いたりなどして、辛《から》く日常の用を弁ずるだけの言葉を使っ....
「街」より 著者:宮本百合子
聞社の建物全体が震動した。一人が思い出したように立って、室の隅の水道栓のところで
含漱《うがい》を始めた。社長は次の室へ去った。―― 階子口のところへ、給仕娘の....