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吮
「吮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吮の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ヘラクレス人間《じんかん》に住んだうち常にヘーラに苦しめらる)をしてヘーラの乳を
吮《す》い不死の神力を禀《う》けしめた、ところが
吮う力余り強かったので乳出過ぎて....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
ましき中にも道理ありて、七の所業|誰憎まぬ者なければ、酒|呑で居ても彼奴娘の血を
吮うて居るわと蔭言され、流石の奸物も此処面白からず、荒屋一トつ遺して米塩買懸りの....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
りに尻餅を擣きます。
そうして気持を直すのが、あいつの流義です。
蛭が尻っぺたに
吮い附いて楽んでいるうちに、
あいつは悪魔の祟も智恵の病も直るのです。
(踊の....