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吸付き
「吸付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
を伝って逃げ了せたと思うと、今度は身体中に蝨がウジャウジャとタカリ初める。山蛭が
吸付きに来る。寝ても醒ても油断が出来ない中に、やがて天地も覆る大雷雨、大|颶風、....
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
ん。 船の甲板は、むろん一瞬間に修羅場と化していた。今の今まで、抱き合ったり、
吸付き合ったりしていた男や女が、先を争って舷側に馳け付けた。そこへ誰だかわからな....