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吾妹子
「吾妹子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吾妹子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風流仏」より 著者:幸田露伴
直押に推す程の勢、自然と焔硝の煙に馴ては白粉の薫り思い出さず喇叭の響に夢を破れば
吾妹子が寝くたれ髪の婀娜めくも眼前にちらつく暇なく、恋も命も共に忘れて敗軍の無念....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
らず識らずあい対しているのだが、それが毫も目立っていない。 高市黒人の歌に、「
吾妹子に猪名野は見せつ名次山角の松原いつか示さむ」(巻三・二七九)があり、この歌....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
くは何という兵隊にや。 熊の皮の頭布ゆゝしき警護かな もう英国もいやになり候。
吾妹子を夢みる春の夜となりぬ 当地の芝居は中々立派に候。 満堂の閻浮檀金や宵の....