吾曹[語句情報] »
吾曹
「吾曹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吾曹の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
所は孝と忠となり)
取之無失果英雄(これを取つて失無くんば果して英雄)
英雄縦不
吾曹事(英雄は縦《よ》し
吾曹《わがそう》の事にあらずとも)
豈抱赤心願此躬(豈《....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
んせつ》の二行の文字を読みました。 百行所依孝与忠 取之無失果英雄 英雄縦不
吾曹事 豈抱赤心願此躬 「百行依ルトコロ孝ト忠、之《これ》ヲ取ツテ失フ無キハ....
「雁」より 著者:森鴎外
やら桃割やらを連れていた。皆芸者やお酌であった。爺いさんの傍にいた書生が、「や、
吾曹先生が来た」と云った。寄席がはねて帰る時に見ると、赤く「ふきぬき亭」と斜に書....
「慶応義塾の記」より 著者:福沢諭吉
傚《なら》い、ますますその結構を大にし、ますますその会社を盛んにし、もって後来の
吾曹《われら》をみること、なお
吾曹の先哲を慕うが如きを得ば、あにまた一大快事なら....
「上野」より 著者:永井荷風
下谷茅町三丁目十六番地に在ったのだ。 当時居士は東京日日新聞の紙上に其の所謂「
吾曹」の政論を掲げて一代の指導者たらんとしたのである。又狭斜の巷に在っては「池の....