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呂后
「呂后〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
呂后の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
れた二、三葉の綴文である。 『仮面の由来』、これもまた片々たる小冊子である。 『
呂后千夫』は抽斎の作った小説である。庚寅の元旦に書いたという自序があったそうであ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
と何ごとも当代にそれが実行されていないことが思われる。漢の初期の戚《せき》夫人が
呂后《りょこう》に苛《さいな》まれたようなことまではなくても、必ず世間の嘲笑《ち....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
実この国の――支那の、ずっと昔からの、習慣であるということが出来る。則天武后だの
呂后だの、褒似だの妲妃だのというような、女傑や妖姫の歴史を見れば、すぐ頷かれるこ....
「赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
り返されるのだそうだ。 嘘のような話だが、支那の歴史上の英雄女性、則天武后だの
呂后だののことを思えば、今日の支那婦人だったら――殊に上海の婦人だったらそれくら....