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呂宋助左衛門
「呂宋助左衛門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
呂宋助左衛門の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「報恩記」より 著者:芥川竜之介
盗みばかりしてもいないのです。いつぞや聚楽《じゅらく》の御殿《ごてん》へ召された
呂宋助左衛門《るそんすけざえもん》の手代《てだい》の一人も、確か甚内と名乗ってい....
「雪たたき」より 著者:幸田露伴
の町は月に日に栄を増して行ったものであろう。後に至って、天正の頃|呂宋に往来して
呂宋助左衛門と云われ、巨富を擁して、美邸を造り、其死後に大安寺となしたる者の如き....
「大衆の知恵」より 著者:中井正一
それはそのまま、マイナスに転化する。 この三百年のマイナスは、いうまでもなく、
呂宋助左衛門頃(一六〇〇年)世界のどこにも、オランダにもイギリスにも負けない態勢....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
そういう話ばかりが多い。 中には、 「もう内地では、うまい儲けはありっこない。
呂宋助左衛門とか、茶屋助次郎といった人のように、乗るか反るかで海の外へ出かけなけ....