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呂覧
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呂覧の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
など見ると、上古から虎身とか虎頭とかの神や怪物が支那に満ちおったらしい、例せば『
呂覧』に載せた和山の吉神|泰※《たいほう》、状《かたち》人のごとく虎の尾出で入る....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
め》る金毘羅大権現等で、仏典には多く蛟竜と訳し居る。 支那で古く蛟と呼んだは『
呂覧』に、※飛《しひ》宝剣を得て江を渉る時二蛟その船を夾《はさ》み繞《めぐ》った....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
その徳を行う、賤人君たらば、すなわち寛にして以てその力を尽す〉という事じゃと、『
呂覧』愛士篇に出《い》づ。本邦では普通に馬牛を食うを古来忌んだようだが、『古語拾....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
く弾《はじ》かせ飛び廻る。学者これを鳥中の燕に比したほど軽捷《けいしょう》で、『
呂覧』に養由基《ようゆうき》矢を放たざるに、※、樹を擁して号《さけ》び、『呉越春....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に〈堯誹謗の木を設け、舜招諫の鼓を懸く〉とあれど出処を示さず。熊楠色々と捜すと『
呂覧』自知篇に〈堯欲諫の鼓あり、舜誹謗の木あり〉と出たが一番古い。余り善政行き届....