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周波
「周波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
周波の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
である。 出勤次第、第二号「テレビジョン」機ヲ「スタート」ノコト。受影機ノ同調
周波数ヲ七万付近ニ選ビ、調整ノコト。陰極管ノ水冷ニ特ニ注意ヲ要ス。 この命令....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
局長は目盛盤を前後へ廻してみた。だが再び前のような映像はうつらなかった。 「
周波数はちゃんと合っているのに……変だなあ、電波が消えたらしい」 「どうしたんだ....
「空中墳墓」より 著者:海野十三
る恐しい振動が現われることになっていたのです。其の怪振動は一秒間三十万回の超可聴
周波です。耳にもきこえない振動なのです。この怪振動こそは今から二十二三年前に、ジ....
「地球盗難」より 著者:海野十三
た二本の電線をラジオの発振機に接ぎそれから更に電話線に持っていって接ぐ。すると高
周波の電流は電話線を伝わって走るから、そこで大隅学士の宿の前を走る電話線から別に....
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
のみが、「探偵小説」を常に新らしいものたらしめ得るのである。例えば、殺人光線、小
周波電波の利用、テレビジョン、テレボックスの如き新らしい科学的発明が、将来の「探....
「化け物の進化」より 著者:寺田寅彦
本式に研究してみなければよくはわからない。 近ごろは海の深さを測定するために高
周波の音波を船底から海水中に送り、それが海底で反響するのを利用する事が実行される....
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
うが、精確な説明はそう容易には与えられない。 クラドニ板上のいろいろの像や、高
周波振動をする水晶板で生ずる粉の像などにもやはり共通な問題が潜んでいるらしい。 ....
「共軛回転弾」より 著者:海野十三
と、博士は壁に嵌めこんである複雑な弱電装置を指し「入口の扉に近づくと、この人体
周波分析器が働いて、その人物のあらゆる特徴と思想を分解し、こっちの自記記録紙の上....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
狙いは、『魔の空間』を撃墜するためには、『魔の空間』の原動力になっている、強くて
周波数の高い震動を、なんとかして邪魔して停止させることと、もう一つは、ミミ族の生....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、日常使用されていた黄楊の櫛をおやりになった、というほどの話もある。恩賞と人心の
周波ともいえるような微妙な雰囲気の程度がわかる。 そんな或る日、 「富士名ノ二....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
世界無比豊富であり、満州国の鉄はその埋蔵量莫大である。精錬法も熔鉱炉を要しない高
周波や上島式の如き世界独特の方法が続々発明せられている。石炭は無尽蔵であり、液化....