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「呪物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

呪物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
第一の詩人と云う名誉も担《にな》っていた。その上部落の女たちの中には、尊を非凡な呪物師《まじものし》のように思っているものもないではなかった。これは尊が暇さえあ....
アフリカの文化」より 著者:和辻哲郎
獣だと。また Fetisch という概念がアフリカの宗教の象徴として発明された。呪物崇拝などということは全くのヨーロッパ製である。ニグロ・アフリカのどこを探した....
思想動員論」より 著者:戸坂潤
、夫によって政治感覚全体を著しく形而上学化したので、凡そ国民そのものとは縁のない呪物に祭り上げられて了った。之と同時にこうした思想統制は、国民に対する呪文的恐喝....