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味を占めるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
のです。 何の目的ということもなく、何の理由ということもないが、一旦、夜遊びの味を占めると、少なくとも一晩に一度は夢遊の巷《ちまた》を彷徨《さまよ》うて帰らな....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
甲府城下ではそれほどに剣呑《けんのん》がられたことがある。辻斬というものは、一度味を占めるとやめられないものだそうだな、一度が二度、三度となると度胸も据《す》わ....