和党[語句情報] » 和党

「和党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

和党の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
て保守主義に傾きたるもまた奇ならずや。この論派の政治主義は英国の進歩党と米国の共和党と調合をしたるもののごとし。彼社交上において階級儀式の類を排斥すれども、旧時....
新しい潮」より 著者:宮本百合子
まんなかで、世界じゅうの注目をあつめて、たたかわれた。どこの国でも日本のように共和党の候補者デューイの当選が確実だと、あれほど宣伝されていたのだろうか。日本での....
現代史の蝶つがい」より 著者:宮本百合子
に関するギャラップその他の世論調査の敗北である。トルーマン大統領の敵手であった共和党の候補者デューイ夫妻の意外さと、ギャラップその他の世論調査所の人々の長い顔と....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
不軽』とあって、まだなかなか寛典を蒙りそうな様子でない。この事が知れると我藩の温和党は俄に騒ぎ立って、この上は藩主に代って当時大阪に供をしていた家老の菅と鈴木と....
字で書いた漫画」より 著者:谷譲次
e. I'll match you でなくては、気がすまないとみえて――。 共和党と民主党とどっちから大統領が出るかといっては、社交倶楽部では、百ドル千ドルの....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
った。なんらの意志もなく盲目的に服従してる、無数の役人。阿諛《あゆ》的な風習、共和党員のない共和国。巡遊の王者の前に歓喜してる、社会主義の新聞。肩書や金モールや....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
る放埓《ほうらつ》にたいしてだけ、いかなる方面をも問わず反発する。国王、皇帝、共和党、司祭、結社党、社会党、またその首領がだれであろうと、彼らがそれに向かって求....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
らアンデュジャールの英雄と呼ばれたこと。サン・キュロット(反短ズボン派――過激共和党)がデスカミザドス(反シャツ派)の名の下に復活して、有爵未亡人らに恐慌をきた....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
だ。どうなるんだ。世はまっ暗やみになるのはわかりきってる。シャツなしども(革命共和党)のおかげでこんなことになるんだ。市の砲兵! 市の砲兵のことを評議する! 国....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
のぞや?」それらの徒党は正しき狙《ねら》いを有する盲人である。 その叫びを、共和党らもまた同じく発する。しかし彼らから来ればそれも合理的である。正統派のうちに....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
て皆で死守しよう。諸君、死屍《しかばね》となっても抵抗しようではないか。人民は共和党を見捨てるとしても、共和党は人民を見捨てないことを、示してやろうではないか。....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
のである。 第十五章 逆上を警《いまし》む 世界の耳目《じもく》を集中さした共和党の大会 大正《たいしょう》元年《がんねん》の夏のころ、僕は米国に滞留《たい....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ったのがこの物語である。彼はその中に脳裏にあるものすべてを投げ込んだ。熱烈なる共和党員であった父より生まれ、追放令を受けた老将軍と還俗した老牧師との家庭教育を受....
革命の研究」より 著者:大杉栄
れを大騒ぎしてやる。が、民衆は槍の先きに突き刺さった頭のまわりでカルマニヨル(共和党の歌舞)を踊っている時にでも、実に頑是ないいい児である。 封建諸王やロシア....
まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
先ず議長が一々我々を紹介し歓迎の辞を述べ、更に多数党―民主党の代表者、少数党―共和党の代表者が起って歓迎の辞を述べ、亦日本に来た事のある上院議員が起ち我々を排撃....