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「和同〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

和同の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道楽と職業」より 著者:夏目漱石
などが交際の機関として上流の人に用いられるのでも、人間は個々別々に孤立して互の融和同情を眼中に置かず、ただ自家専門の職業にのみ腐心してはいられないものだという例....
三国志」より 著者:吉川英治
譲渡の事を議せんためであります。すでに呉家と劉家とは、ご婚姻によって、まったく一和同族の誼みすらある今日、なお久しく借り給うてお還しなきは、世上の聞えにも、将来....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
く貴賤の区別を立てる事は致しません。したがってもと違った民族であっても、うまく融和同化して、日本民族となったのであります。ただ境遇により、時の勢いによって、同じ....
特殊部落ということについて」より 著者:喜田貞吉
ことをやめて、全然区別のないものにしてしまうのである。かくの如くにして双方間の融和同化は、期して俟つべきものであろうと思う。 人或いは彼らの現状が、国家なり有....