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和布
「和布〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
和布の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の須川甚助てふ豪家、昔八棟造りを建つるに、烟出《けむりだ》しの広さ八畳敷、これに
和布《わかめ》、ヒジキ、乾魚《ひうお》などを貯え、凶歳に村民を救うた。その大厦《....
「真間の手古奈」より 著者:国枝史郎
気にも、他へ再婚しようともしないで、山へ登って行って薪を拾ったり、浦へ出て行って
和布をかったり、苦心して子供を育てました。つまり二人の子を養育して、亡き良人の業....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ャメラマン、社会部の人などを加え、この時間を取返すように、ひどく急ぐ。門司市外の
和布刈神社から、速鞆ノ瀬戸や壇ノ浦附近を、日の暮れないうちに見ようというわけであ....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
いさりする海人とか見らん旅行く我を という古い歌があるのを見れば、上古の言葉で「
和布」「麁布」と書いたニギタヘ・アラタヘの麁布も、フヂで作ったものだったというこ....