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和方
「和方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
和方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
からぬことには、事は運ぶまい。その代り、この代官の理解さえ届けば、必ずや相当の緩
和方法があるに相違ないということに伊太夫が合点して、とりあえず、家来にその運動方....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
・キーリス抄記』一六四一頁)。これは日本でもいう事だ。漢方には牝鼠を一切用いず。
和方もさようと見えて、指の痛みを治するに雄鼠糞と梅仁《ばいにん》を粉にし飯粒でま....
「志士と経済」より 著者:服部之総
浜から大和五条下辻又七への手紙でみると、さらに郷藩若州の産物方へ連絡をとって、大
和方面の菜種や木綿の新市場を北陸一帯から蝦夷《えぞ》方面まで拡げる計画を企ててい....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
大蔵の案内で、大塔ノ宮の部下、高間行秀、快全の兄弟のひきいる食糧輸送の一隊が、大
和方面から関屋口の敵を突破して、これへ着いたことだった。 「ばば、出てみい。たれ....