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「和朝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

和朝の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
後胤は、出雲氏となって出雲に伝わり、出雲朝廷から天孫に仕え、さらに子孫相継いで大和朝廷に歴仕した。そうして中国朝鮮から渡った造顔術と混合した。 「朝鮮国より、玉....
飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
臣というような国史上の形をつくってやった。結局、ヒダだけがその後のかなりの期間大和朝廷に敵意を示し、朝廷を手こずらせもし、その憎悪もかりたてたようです。その秘密....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
れぐらいのことに驚くことは毛頭ない。もっと、もっと、重大なことはいくらもある。大和朝廷の方がいかに多くヒダ、ミノの地名をかりて自分の土地をコジツケたか。それを証....
日本上古の硬外交」より 著者:国枝史郎
インドネジアン族、インドチャイニース族の集合であるところの熊襲が大和朝廷にしばしば叛いたのは新羅が背後から使嗾するのであると観破され、「熊襲をお討....
式部小路」より 著者:泉鏡花
。 こう、為朝は、おらが先祖だ。民間に下って剃刀の名人、鎮西八郎の末孫で、勢い和朝に名も高き、曾我五郎|時致だッて名告ったでさ。」 「太平楽は可いけれど、何、....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
。 これら倭人の諸国は、一方には支那と交通してその冊封を受けたが、一方に我が大和朝廷の御稜威は、次第にこれら倭人の諸国に及び、その帰順したものは我が帝国に併合....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
図の原本には「平氏」また「漢氏」とあって、その祖は、後漢の霊帝劉家のわかれで、大和朝廷のころ、大勢をつれて、日本に帰化した人々であるという。 かつて大隈重信侯....