和算家[語句情報] » 和算家

「和算家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

和算家の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
流気などありそうもない人であったけれど、それでも俳諧は盛んにやったものであった。和算家には詩を作った人はまれであるが、和歌や俳諧をやった人はすこぶる多い。もとよ....
和算の社会的・芸術的特性について」より 著者:三上義夫
称が用いられ、漢算と区別しようと企てたのも、当然のことであろう。その区別を立てた和算家の間に、支那では見られなかった特殊の発達が顕現したのも、自然の勢いであった....
数学史の研究に就きて」より 著者:三上義夫
こととすべき余暇を得られないこととなった。遠藤翁は勢州桑名の江戸詰藩士であって、和算家の出身であるが、洋算に対して和算の萎微振るわざるを慨し、明治十一年の頃から....
文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
実用向きのものから教えたかの観あることもまたこの関係からであり、測量なども大概の和算家がやったもので、また教授もしているが、これもその関係からである。 幕府及....