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「和親条約〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

和親条約の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
地球を投げ出したガリレオ、大なるものよりもさらに力強い極微なるもの、王権の終滅と和親条約《コンコルダ》の絶滅、すべてそれらのものは、一時人心を途方にくれしめた。....
空罎」より 著者:服部之総
四年)八月二十九日に調印された日蘭追加条約は、嘉永《かえい》六年以来の米以下との和親条約とちがって、左のごとく自由貿易を規定している。 一条 長崎、函館《はこ....
汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
たりすかしたりで結局物にしたその道の名外交官扱いにするのは勝手であるが、しかし「和親条約」はそれだけで立派な存在理由をもっていた。 「亜墨利加《アメリカ》船、薪....
尊攘戦略史」より 著者:服部之総
《みなぎ》らせたものだった。しょせん水戸斉昭の尊王攘夷は天保薪水令(一八四二年)和親条約(一八五三年)と、鎖国厳制を弛《ゆる》めては蹂躙《じゅうりん》し去った幕....
福沢諭吉」より 著者:高山毅
おきましたが――幕府は、一|年のちに神奈川(いまの横浜)で、アメリカとのあいだに和親条約(おたがいになかよくしようというとりきめ)をむすびました。ところが、それ....