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和館
「和館〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
和館の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
んなアナキストは嫌いなのだ。「貴女が死ぬほど好きだ。」と言ってくれたところで、大
和館でのように、朝も晩も朝も晩も遠くから私を監視している状態なんて、私の好かない....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
とり、大変立派だという評判はもうずっときいていたが、机にかじりついていて、もう昭
和館とかでいねちゃんが見たときいたので、私はバカネ、それが戸塚にあるキネマだと思....
「私の活動写真傍観史」より 著者:伊丹万作
ル・クマラとかいう人の演技はいまだに強い印象を残している。やはりそのころ池袋の平
和館へ何かむしかえしの外国物(「ジゴマ」の再上映?)を見に行つたことがあるが、そ....
「丸の内」より 著者:高浜虚子
デングが目覚しく突っ立っている。また現に突立ちつつある。八重洲ビルデングだとか昭
和館とかがその一例である。けれどもそれ等の外は空地がまだ相当にある。またバラック....