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咨
「咨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
咨の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
、刺し込んだ途端に引き抜くと、血管の断面が収縮してしまうもんだが、これはダラリと
咨開している。それに、これほど顕著な特徴をもった、窒息死体を見たことはないよ。残....
「運命」より 著者:幸田露伴
徳望|素より隆んにして、一時の倚重するところとなり、政治より学問に及ぶまで、帝の
咨詢を承くること殆ど間無く、翌二年文学博士となる。燕王兵を挙ぐるに及び、日に召さ....
「三国志」より 著者:吉川英治
に立って三軍の令を云い渡した態度と威厳は、実に堂々たるものだったそうな――伜の程
咨もそう云いおりました。稀代な英傑が呉に生れたものだと」 魯粛もそれへ相槌を打....
「三国志」より 著者:吉川英治
また山野から、前線に出る兵馬は続々送られていた。そのあわただしい中を、中大夫|趙
咨という者が魏へ向って出発していた。 もちろんこれも呉の使節として赴いたもので....