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品名
「品名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
品名の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
九大を有する福岡市のために書き添えておく。 次に御紹介をしておきたいのは、「商
品名懸賞募集」と「価格懸賞投票」という二つの広告法である。この方面の智識に暗い記....
「光と風と夢」より 著者:中島敦
其等は一々高く振上げて衆に示され、接収役が鄭重《ていちょう》な儀礼的誇張を以て、
品名と贈呈者とを呼び上げる。この役人は頑丈な体格の男で、全身に良く油が塗り込んで....
「戦時旅行鞄」より 著者:海野十三
も、新品はないから、商品じゃないということは分ります。ではよろしゅうございます。
品名だけはノートして置きますが、まず此場は税金を懸けないで、お通り願うということ....
「作男・ゴーの名誉」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
さあそこですが」とフランボーが云った。「このクレーヴン君が家の中で蒐集した物件の
品名目録を今読上げてもらうから聞いて下さい」 「しかし蝋燭がなくてはどうもならん....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
をしたマンネンタケへ対し私は forma peltatus(これは楯形の意)の新
品名を設け、これを Fomes dimidiatus(Thunb.)Makino....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
あとの、のりづけもひと苦労だったが、こうして日本で初めて生まれた「なまこ紙」に製
品名をつけるのもたいへんである。弾力紙、波型紙、しぼりボール、コールゲーテッド・....