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品川区
「品川区〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
品川区の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
リ音させて、その上に、太い指を動かした。「淀橋区、四谷区は、大半焼け尽しました。
品川区、荏原区は、目下延焼中であります。下町方面は、むしろ、小康状態に入りました....
「帰去来」より 著者:太宰治
事かも知れなかった。 私は北さんにも、実に心配をおかけしていた。北さんは東京、
品川区の洋服屋さんである。洋服屋さんといっても、ただの洋服屋さんではない。変って....
「空襲警報」より 著者:海野十三
ん。みんなで力を合わせて、この室を早く瓦斯避難室にしなければなりません。私は東京
品川区の五反田では防護団の班長をしています。後備軍曹で、職業は鍛冶屋です……」 ....
「あの世から便りをする話」より 著者:海野十三
残したい事はありませんか」と言ったところが、「それでは一つお願いがあります、実は
品川区に私の伯母が住んで居りますが、そこの娘のチーちゃんを早く一遍此処へ来て貰う....
「虎」より 著者:岡本綺堂
新しいものに眼をつけていると、嘉永四年四月十一日の朝、荏原郡大井村、すなわち今の
品川区|鮫洲の海岸に一匹の鯨が流れ着いた。」 「大きい鯨ですか。」 「今度のは児....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
た。考えてみると、この東京なども、戦後人口は急増したが、雀はすっかり減っている。
品川区に住んでいた頃、品川の雀は色が黒いなと思ったことがある。煤煙のせいであろう....