品者[語句情報] »
品者
「品者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
品者の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
とが万一あったとしたら、それは大事だ、考えても馬鹿らしいことである。要するに、出
品者の絵について今年など特に感じたことは、あまりに二科へ出すとか展覧会とか入選と....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
ば辛抱は出来ないだろう。 近頃、研究所へ通う多くの画学生達や展覧会への相当の出
品者達で本当に何もかもを打ち捨て、絵に噛りついているという人達の存在がいよいよこ....
「油絵新技法」より 著者:小出楢重
ば辛抱は出来ないだろう。 近頃、研究所へ通う多くの画学生達や展覧会への相当の出
品者達で本当に何もかもを打ち捨て、絵に噛りついているという人達の存在がいよいよこ....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
楽に比して鬱陶しいことであるかも知れない。 さて今年は会員、会友、および一般出
品者達の多くの力作によって壁面は埋められたがそれらの絵画彫刻の全部の数をそのまま....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
この人が良い。鳥海青児はいかにも汚い。加山四郎はいかにも拙い。 × 出
品者の洋行帰りじゃ、画因が古臭くて、乾燥しているが、大森啓助と云うのが、腕は相当....
「帝展を見ざるの記」より 著者:寺田寅彦
ものがなければならない。しかしこの有機体の細胞であり神経であるところの審査員や出
品者が全部入り代らない限りは、変化とは云うものの、むしろ同じものの相の変化であっ....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
を生じました。というのは、当時、政府もいろいろ意を用いたものと見えて、政府から出
品者に対して補助があったのでした。七十円の売価のものに対しては約三分の一位の補助....
「日蔭の街」より 著者:松本泰
現場から運び去られるのを見ていたのだそうですが、犯人が余り落着払っていたので、出
品者が何かの都合で、自分の絵を外してゆくのだと思ったという事です。その男は絵画の....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
一〇、子供は家の宝、福運の基。まだ明け切らぬ小学校前の広場には、集りさんじた出
品者ならびに出品物の数数およそ二百人。木の切株に掛けるもあり、手洟《てばな》をか....