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哨舎
「哨舎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
哨舎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「モスクワ印象記」より 著者:宮本百合子
クレムリンの城門の大時計は、十五分毎に雪の広場の上に鳴り、赤白縞の一寸しゃれた歩
哨舎があった。そこの門から城内を見ると闊然とした空ばかりある。 ――ここの景色....
「高千穂に思う」より 著者:豊島与志雄
ぐり社務所の前を右折すれば、正面が神宮社殿である。その社殿に至る石段の下、警士の
哨舎の前を、左へとって登山道である。 暫くは杉の木立、やがて、暖帯常緑濶葉樹の....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
》を番してる歩哨《ほしょう》から見られもしなかった。それからまた、歩哨は雨のため
哨舎の中に閉じ込められていたことも言っておかなければならない。テナルディエは四人....