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唐人笛
「唐人笛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
唐人笛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
が言った。 貧しい町を通って、黒い髭の生えた飴屋に逢った。飴屋は高い石垣の下で
唐人笛を吹いていた。その辺は停車場に近い裏町だ。私が学校の往還によく通るところだ....
「巷の声」より 著者:永井荷風
、鍋焼温飩の図を出して、支那蕎麦屋を描いていない。之に由って観れば、支那そばやが
唐人笛を吹いて歩くようになったのは明治四十年より後であろう歟《か》。 支那蕎麦....