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「唐山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

唐山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
貧乏神物語」より 著者:田中貢太郎
けてあったので、ここでそれを云ってみる。考証好きの馬琴は、その短い随筆の中でも、唐山には窮鬼と書くの、蘇東坡に送窮の詩があるの、また、窮鬼を耗とも青とも云うの、....
十二支考」より 著者:南方熊楠
の人この介《かい》化して鳥となるといい、試みに割って全肉を見れば実に鳥の形あり、唐山にもこの説あり、しかれども実に化するや否やを知らず」と出《い》づ。『紀伊続風....
西鶴と科学」より 著者:寺田寅彦
身の自嘲の辞と思われる文句が『胡蝶物語』にある。「そなたのやうな生物しり。……。唐山にはかういふ故事がある。……。和漢の書を引て瞽家を威し。しつたぶりが一生の疵....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
垂ス夏月穂ヲ出ス淡紅色※草花ノ如シ秋ニ至リ再ビ花サク本邦ニ来ルモノ一年両度花サク唐山ニハ三度花サクモノモアリ故ニ三春柳ノ名アリ云々」と叙してあって、日本へ来てい....
知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
中山狼、狼※、狼貪、狼竄、狼藉、狼戻、狼狽、狼疾、狼煙など、めでたきは一つもなき唐山のためし、いとおかし。いわゆる御狗を出すところは此山のみならず、来し路の宝登....