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「唐書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

唐書の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
寒山拾得」より 著者:森鴎外
ある。なぜかと言うと、閭は台州の主簿になっていたと言い伝えられているのに、新旧の唐書に伝が見えない。主簿といえば、刺史とか太守とかいうと同じ官である。支那全国が....
魚玄機」より 著者:森鴎外
(姓名下小伝) 全唐詩話 唐女郎魚玄機詩 其二 温飛卿 旧唐書 漁隠叢話 新唐書 北夢瑣言 全唐詩話 ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
うが、予の蔵本には見えぬ。虚譚のようだが全く所拠《よりどころ》なきにあらず、『旧唐書《くとうじょ》』に払菻国《ふつりんこく》に羊羔《ひつじのこ》ありて土中に生ず....
十二支考」より 著者:南方熊楠
贅弁』同然の見を脱せず、※田毘古が※に似たのでなく※が※田毘古に似たのだとは、『唐書』に、張昌宗姿貌を以て武后に幸せられた時、佞人《ねいじん》楊再思が追従して、....
十二支考」より 著者:南方熊楠
いて」)。清の趙翼《ちょうよく》の『※余叢考』三四にいわく、『春風楼随筆』に、『唐書』にキルギス国では十二物で年を紀して寅年を虎年という。『宋史』に吐蕃《とばん....
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
とん》を敷詰め、壁には扁額《へんがく》や聯を掛け、一方の壁に寄せて物々しいまでに唐書《とうしょ》を積上げてある。書箱の傍《かたわら》に紫檀の書卓と椅子があって、....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
、特にその中の最強者たる生蕃のみを指して、蝦夷と呼びたりと解する、また妨げず。『唐書』に「倭国の東北、大山を限り、其の外は即ち毛人」とあるは、斉明天皇遣使当時の....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
を以て、本来別国なりとするの説が無いでもなかった。後に日本国号の条下引くところの唐書には、日本はもと小国にして、倭の併合するところとなり、よりて日本の号を冒すな....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
戸で、小幡の軍学は浅薄なものだとか、甲州流などというが、あれは古くからある楠流や唐書の六韜を焼直して、でッち上げたいかがわしい兵学だとか、世間で悪声を放ったのが....