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「唐梅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

唐梅の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
一商人が、村上六郎の手引きで、侍者の公卿ふたりへ、一書を手渡した。 密書には“唐梅”の朱印がおしてあった。 これは阿波の小松島から勝浦ノ庄へかけて蟠踞してい....
私本太平記」より 著者:吉川英治
が、この吉致は、経家の弟で、かつては、島商人となって隠岐の配所へ近づいたり、また唐梅紋の海賊旗のもとに、後醍醐のご脱出を扶けたりしてきた、あの岩松吉致なのである....