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唐皮
「唐皮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
唐皮の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
こち》と云うのを音《おん》で読まれると大変気にするので」「はてね」と迷亭先生は金
唐皮《きんからかわ》の煙草入《たばこいれ》から煙草をつまみ出す。「私《わたく》し....
「家」より 著者:島崎藤村
た。 お雪の部屋には、生家から持って来た道具なども置かれた。大きな定紋の付いた
唐皮の箱には、娘の時代を思わせるような琴の爪、それから可愛らしい小さな男女の人形....
「道標」より 著者:宮本百合子
りのところどころに、用心ぶかく日よけをおろして、その奥に色彩のゆたかなウィーン金
唐皮《きんからかわ》のハンド・バッグやシガレット・ケースを売っている店がある。そ....