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唐輪
「唐輪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
唐輪の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「薬草取」より 著者:泉鏡花
一挺、手拭にくるんでいたです。その間に、白媼の内を、私を膝に抱いて出た時は、髷を
唐輪のように結って、胸には玉を飾って、丁ど天女のような扮装をして、車を牛に曳かせ....
「多神教」より 著者:泉鏡花
言い得ず、ぬかずき伏す。少しおくれて、童男と童女と、ならびに、目一つの怪しきが、
唐輪と切禿にて、前なるは錦の袋に鏡を捧げ、後なるは階を馳せ下り、巫女の手より梭を....