唯名論[語句情報] » 唯名論

「唯名論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

唯名論の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
う正統派の信仰を擁護した。それに対してロスケリヌスは、類概念を名目に過ぎずとする唯名論《ゆいめいろん》の立場から、父と子と聖霊の三位は三つの独立した神々であるこ....
デカルトと引用精神」より 著者:戸坂潤
。しかし唯物論の最も重大な批判的要点である「フィロロギー主義反対」(これはすでに唯名論の形から始まる)をば最も自覚的に意識的に企てた人としては、そしてこれを『デ....
読書法」より 著者:戸坂潤
。しかし唯物論の最も重大な批判的要点である「フィロロギー主義反対」(これはすでに唯名論の形から始まる)をば最も自覚的に意識的に企てた人としては、そしてこれを『デ....
技術と科学との概念」より 著者:戸坂潤
意味はあったかも知れない。とに角技術を物体とか世界や領域とかとして、云わば一種の唯名論や実念論で片づけることはカテゴリーとしてまず批判を要する。技術を物的生産力....