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「問状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

問状の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仇討禁止令」より 著者:菊池寛
を公許したことについては、その後疑義を持ち、大学の教授たちの意見をきくために御下問状が発せられたが、教授たちからも、仇討は禁止すべしとの回答があったので、左院の....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
も書を読み理義を解する者が、此様な事を仕出来して、と恥じて話して居た。 余は慰問状を出した。其れが紀州に届いたと思う頃、令弟から安達君は到頭先度の傷の為に亡く....
源氏物語」より 著者:紫式部
た字であると源氏はさすがにすぐに下へも置かれずにながめながらも、素知らぬふりの慰問状であると思うと恨めしかった。たとえあのことがあったとしても絶交するのは残酷で....
肝臓先生」より 著者:坂口安吾
先生の医学知識を疑っているのか、さもなければ、不正をはたらいていると考えている詰問状だ。 つまり、この係員は、町の人々が先生を肝臓医者とさげすむように、先生の....
朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
お疳癪《かんしゃく》で、日文《ひぶみ》、矢ぶみで、わかるのは君だけだろうという詰問状がぞくぞくと来た。ずっと後《のち》になってから、 「わたしも年をとったから、....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
が獅子の鼻毛の出たついでに、これに関する一挿話を掲げて擱筆する。「三州吉田領風俗問状答」に『吉田(現今の豊橋市)産土神《うぶすながみ》(天王社)の祭は、正月十四....