啓書記[語句情報] »
啓書記
「啓書記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
啓書記の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
祥を格式を尚ぶ社寺のうちに持ち、謡曲のうしろには五山の碩学が厳として控えて居り、
啓書記、兆殿司、斗南、鉄舟徳済というような禅門書画家の輩出数うるに遑なきほどの社....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
新の眼をさまされたものといわれる。そして、いわゆる室町画壇の、如雪、周文、霊彩、
啓書記、雪舟、秋月などの巨匠を輩出し、戦国期にかけてもなお、雪村、友松、等伯など....
「くちこ」より 著者:北大路魯山人
思わせる。中国や西洋には、こんな調子の高い美食はないようだ。青々した畳にも合う。
啓書記、因陀羅というような万金の掛物をかけた座敷にも合う。根来薄手の椀にも合えば....