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「善悪不二〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

善悪不二の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
する。すなわち一つの悪行ではあるが、悪行の次に来るものは神のように尊い懺悔心だ。善悪不二。まことにさようだ」 この時、陶器師は眼をあけた。 「この物騒な富士の....
南国太平記」より 著者:直木三十五
おく。御苦労であった」 左源太は、不機嫌であった。 「手前、近頃考えまするに、善悪不二、大道無門」 「そういう講釈は後日、ゆるりと聞こう」 左源太は、怒った....