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善道
「善道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
善道の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
ものは善言《ぜんげん》なり。守ること約にして施《ほどこ》すこと博《ひろ》きものは
善道なり。君子《くんし》の言《げん》は帯《おび》より下《くだ》らずして道《みち》....
「親鸞」より 著者:三木清
鸞は信巻において『浄土論註』から次の文を引いている。「もし諸仏菩薩、世間出世間の
善道を説きて、衆生を教化するひとましまさずば、あに仁義礼智信あることを知らんや。....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
《ところ》だて。我々文学者は社会の悪い風習や野蛮な旧慣を改良して世人《せじん》を
善道に導かねばならん天職を持っている。父母の意見ばかりで我子の承諾もないのに嫁を....
「三国志」より 著者:吉川英治
之・※・允らの智を責め、以てその慢を顕させたまえ。陛下また宜しくみずから謀り以て
善道を諮諏し、雅言を察納し、ふかく先帝の遺詔を追わせたまえ。臣、恩をうくるの感激....
「魂の喘ぎ」より 著者:大倉燁子
それが頭にあるので私は一途に逆上してしまったのです。まだ年少の事だから教育次第で
善道に導く事も出来ようにと仰しゃるかも知れないが、それは私へのお世辞、あるいは同....